2017.04.18 第5回ヴォーカル コンソート東京 演奏会

下記演奏会に出演します。
「ドイツロマン派にみるパレストリーナの残照」
http://vctokyo.jp/index.html
[日時]2017年4月28日(金) 19時開演
[場所]聖アンセルモ教会
  [指揮] 四野見 和敏
全席自由 一般前売 ¥3,500 / 当日 ¥4,000
学生 ¥3,000 (要学生証提示)
[曲目]
・パレストリーナ : 教皇マルチェルスのミサ
(G.P. Palestrina  Missa Papae Marcelli)
・ハッラー : 聖餐賛歌より
(Michael Haller:Laudes Eucharistiae)
・ニコライ : 我らの父よ(主の祈り)
(Otto Nicolai:Pater noster)
メンデルスゾーン : テ デウム
(F.Mendelssohn B.:Te Deum)
[出演メンバー]
(ソプラノ)
池田 真紀   石井 実香    岡田 愛    小此木 里佳     金成 佳枝
小松奈津子 佐藤 悠子  高山 ゆみこ  長尾 良子  村井 香子  森川 郁子
(アルト)
古賀 裕子  佐藤 智子  新明 裕子  高橋 幸恵 横町 あゆみ
(テノール)
 荒木 俊雅 小沼 俊太郎 沼田 臣矢 堀越 尊雅
(バス)
阿部 大輔 磯谷 大樹 奥村 泰憲 關 秀俊 堤 智洋
チェロ: 十代田 光子    コントラバス: 寺田 和正
オルガン: 山下 実季奈
[テーマ] 「パレストリーナへのオマージュ」(The Hommge to Palestrina in the German Romantic)
ルネサンスの大作曲家パレストリーナは、ドイツロマン派においても宗教作品の理想像として礼賛された。代表作「教皇マルチェリスのミサ」は、彼の音楽の特徴がよく表れた傑作だ。流麗かつ滑らかな旋律、透明な美しい響きを持つ傑作。声部の独立性を基に、清澄な調和の中に全体が構成されている。
「19世紀のパレストリーナ」と称される、ハッラー(Michael Haller)。彼はパレストリーナに真の教会音楽を見出し、その様式を作品取りれた。ニコライ(Otto Nicolai)は、パレストリーナ様式を熱心に学び、作品に反映させた。そしてメンデルスゾーン(Mendelssohn)のテ デウム(Te Deum)では、パレスリーナの影響が随所にみられる。今回の演奏会では、ドイツロマン派の作曲家達がパレストリーナの音楽をいかに吸収、踏襲し、新たな宗教音楽の理想を追求したかを探っていきたい。